力を貸してくれる人がいて、少し希望がみえた。FBの周辺2021③

新藤あきらさん(仮名)55歳

 

 低所得ながら、建設の一人親方で自営業を続けてきました。コロナ禍ということもあるでしょうが、仕事の依頼は減る一方。私自身、東日本大震災の時にケガをして足が不自由なことも、仕事が減ってしまっている原因でしょう。私は重機の運転手なので、足が不自由でも仕事はできるのですが…とても残念です。

 食に困り、FBを利用しました。生活保護を受けずに生活する選択をしたいのですが、フードバンクで食品をもらうときに相談員に「一時的に生活保護を受けてみれば」という助言を受け、生活保護の申請を同行してもらうことにしました。一人ではどうしてよいのかわからず、悶々としていましたが、私に力を貸してくれる人がいることに少しながら希望を見ることができました。少し元気が出たので、せっかく同行支援をしてもらいましたが、生活保護を受けず仕事を探して生きる決断をしました。現在は仕事をして生活しています。

Facebook
とちぎボランティアネットワーク
フードバンクの周辺