チャリティーウォークの魅力は「普段だったら車で通過してしまう景色をゆっくり歩ける」ところ。

*とちぎボランティアネットワーク「みんながけっぷちラジオ」でチャリティーウォークについての魅力をお伝えしました!以下、ラジオの報告ブログです(VネットHPより。)

 

 8/10(火)のみんながけっぷちラジオでは、フードバンク(FB)活動を支援するイベント「チャリティーウォーク」について、魅力や開催する目的をチャリティーウォーク最多出場者の高田さんにお話を伺った。

 

◇チャリティーウォークは何をするのか?「歩くのです。」ただし…

 チャリティーウォークとはまさに「歩く」ことである。今までは「いろは坂」を恒例の場所として歩いていたが、最近はコロナなのでコースを変えたり、場所を増やしたりしている。景色を楽しみ、参加者同士で仲良くなりながら歩くイベントである。

 元々の距離は56.7km、宇都宮から中禅寺湖まで1泊2日。なかなか長い道のり!だ。第9回の今年は、コロナなので日帰りの県北コース21㎞、宇都宮コース22㎞。第2回から参加する高田さんは、今回は「両方のコースを歩く」と言っていました。

 

◇「いろは坂を歩ける」が最初の動機。歩いて見える「憧れの田舎の景色」

 高田さんはFBを何か手伝いたいと感じていた約10年前、チャリティーウォークが開催されていることを知った。「FBの支援になる」「普段は歩けない、いろは坂を歩ける」と興味を惹かれたことが、参加するきっかけだった。

 東京出身の高田さんは田舎に憧れを持っていて、のんびり過ごせそうな栃木に来たとのこと。「いつもだったら車で通過してしまう景色を、ゆっくり歩けることが魅力の一つ」と言う。歩いている時に、チャリティウオークを知っている人たちから応援の声をもらったり、アメ玉や麦茶をもらったりしたこともあるらしい。歩くイベントは「人とのコミュニケーションが生まれるんだなー」、走るイベントじゃ無理だよな、と私・田中は思った。

 毎年、長い距離を先頭集団で完歩する高田さんだが「普段は全く歩かない」とのこと。歩く楽しさを実感できたり、普段見ない景色を見ることができたりするため、普段歩かない人にもおすすめのイベントだ。

 

◇「参加できるのは、寄付した人だけ」。開催目的は、①宣伝と②寄付集め!

 チャリティーウォークは、ただ歩くのじゃなく「寄付集めて」歩くのが本当の姿らしい。FBの寄付を集めるのが目的で、参加できる(歩ける)のは寄付した人だけ。寄付は、県内FB6団体を指定できる。寄付した人が支援者なのだ。みんなで一緒に歩いて仲間意識ができ、「完歩する」チャレンジも生まれる。そして社会貢献にもなる寄付イベント。そして、歩かなくても寄付できる。高齢の人は歩けないので「寄付はするよ」という人が多い、とのこと。

 チャリティーウォークは①FBの宣伝と②寄付集めが目的のダブルスタンダードのイベント。宣伝だけで寄付が集まらないのでダメ、その逆もだめ。さらに、寄付は自分で全部出すのじゃなく、なるべ多くの他人かくら集めてくるのが重要とのこと。他人から1000円ずつ5人から寄付をもらうことでFBの説明をするので①宣伝になり、②寄付も集まる、というのが本当のファンドレイジング(寄付あつめ)だという。主催者にはとても大切なイベントだ。

  ベテランの高田さんからは「長い距離を歩くので、靴ずれや天気には注意して。雨が降ると特に寒いので、服装にも気をつかってね。ぜひ参加していただきたい」と、参加する人に向けたお言葉を最後に頂いた。(たなか)

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